三句の渡り賞6組決定 
    
応募作品40巻より互選により32組を第1次通過作品とし、 選者選により次の6組を「三句の渡り賞」入選としました。 お め で と う ご ざ い ま す。
 [休耕田の巻 豊玉連]   打越  メイド逃げ出す春の昼火事       佐藤ふう車                   前句   取説を頼りに電子辞書使う     御子柴万里子                付句  寒凪の中犬の遠吠え           熊澤初江                [ひと巻の巻 詩あきんど]  打越  あいみてののちの埋火掻き出して     中根明美 前句   同窓と酌むほろ苦き酒         竹村半掃 付句  アキレスの亀永遠に並ばずに       石川桃瑪                 [樟脳舟の巻 詩あきんど]  打越  若冲の白象の画に陰さして       大塚五十六                前句   海を渡って仏来たまう         石川桃瑪               付句  切岸に立てばきらりと鰤起し       二上貴夫                [二百二十日の巻 詩あきんど]        打越   天国行きは廃線になり         中尾美琳 前句  ダンテより神聖喜劇幕閉じず       松本野著 付句   曲がった指でスマホつま弾き      竹村半掃                     [パブロフの犬の巻 UFO] 打越  神がかり砂漠越えれば黄昏れて      矢崎硯水 前句   誰の心にも錆びたトカレフ         〃 付句  少年が稚児を愛した開かずの間        〃            [説破せりの巻 UFO]  打越   酒場のドアを肩でぐい押し       矢崎硯水  前句  詩神へと言辞捧げる詩あきんど        〃 付句   はるか潮路の果ては羊水          〃          
 


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