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第二回大会への謝辞

NPO法人俳句&連句と其角より、第二回宝井其角俳句大会へご協力下さいました総ての方へ、感謝の気持ちを込めて、ご挨拶を申し上げます。

第二回大会は俳句雑誌へ広告を出さず、俳句結社へのダイレクトメールもせず、インターネットと投句箱(大山阿夫利神社、三之宮比々多神社、大山寺、秦野市白笹稲荷神社、出雲大社相模分祠、伊勢原市観光協会駅前案内所、熱海観光協会、熱海日航亭)により募集を行いました。その中で「フリー投句部門」は、287句(昨年第一回は205句)の投句があり「二十句詠部門」は、22編(昨年第一回は36編)の投稿があり、大会主催者としましては誠に嬉しくご報告申し上げます。

これも大会にご応募された全国の俳句愛好家の熱意、投句箱設置にご協力頂いた各位、選者の中根先生・星野先生、大会準備のために働いて下さった事務方スタッフのお陰であり、「上行寺」に眠る宝井其角の顕彰を行うことが出来ました。

ところで、其角顕彰についてひと言申し上げます。

元禄10年、其角が三十七歳の頃に発表した俳文に「十五から酒をのみ出てけふの月」という発句があります。この句について「十五の歳から酒を呑み始めて、思いのままの人生を送って来たが、今日のこの明月を仰いで、さまざまなことが思い出される。おれもとうとうこの年になったのだなあ(乾裕幸編著『榎本其角』蝸牛社)」との句解が分かり易く今日の多くの方が支持する鑑賞であると存じます。しかし、この句解は今日の俳句作法に依拠したもので、江戸の其角の作法を考慮しておりません。其角の発句のほとんど八割は、本歌取り本説取りの技法で作られており「十五」は論語の「吾十有五ニシテ學ニ志ス」を引いています。また「酒」は象徴語であって「酒をのみ出て」と言っていますが、この「酒」は孔子の「詩ニ興リ、禮ニ立チ、樂ニ成ル」の「詩」に志したことを言っているのです。其角はこうした本歌取り本説取りと言葉を象徴語として使う名手なのですが、現代俳句には余り使われない表現技法であるために、其角の句は歳時記にも採られず捨てられているのを惜しみ、わたくし共「NPO法人俳句&連句と其角」は、宝井其角俳句大会を通して顕彰しようと考えている次第です。

最後に入選入賞作品について申し上げます。

フリー投句部門、二十句詠部門の入賞入選作品は、俳誌『詩あきんど』5月1日号並びに大会ホームページに掲載し、多くの方に鑑賞して頂き、長く栄誉を讃えたいと存じます。また、今回惜しくも大賞を逃し、或いは選に漏れた各位の、次回第三回大会への再チャレンジを期待しております。本日は大会へのご参加、実にありがとうございました。

事務局への問合せは、メールマーク から、 FAXは(0463-82-6315)へご連絡ください。

フリー投句部門は、こちらの投句フォームからお送り下さい。終了しました

 

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